あなたは、お医者さんに余命宣告されます。
余命はあと、、、、『1日』。
明日には死にます。
あなたは、もしこうなったら今までの人生を、
胸張って後悔していませんと、言うことはできますか?
そう答えられる人は少ないと思う。
私も絶対に『後悔しています』と答えるでしょう。
だって、まだまだやりたいことはある。
家族といっぱい旅行したり、富士山にだって登りたい、世界最高峰のUEFAチャンピオンズリーグも生で見たいし、
シンプルに友達と死ぬほど笑いあっていたい、バンジージャンプだって、日本一周
だって、好きな人に好きって言いたいし(恥ずかしくて言えない)、好きな人とキスしたいし、
やりたいことなんてあげればきりがないです。
そんなやりたいことを残して私は死ねません。
最近こんな感じで人生について考えるのですが、そのきっかけになった
本を少しご紹介させていただけたらなと思います。
あした死ぬかもよ?
『あした死ぬかもよ?』は作家・幸せの翻訳家・天才コピーライターである、
ひすいこうたろうさんの書いた大人気の書籍です。
この本は、人生最後の日に笑って死ねる27の質問に答えていきながら進めていく
参加型書籍になっています。
普段はあまり考えない『死』について、考えさせられる本でした。
この本を読んで人生において、私が大切だと思う3つのメッセージをこの場を借りて
お伝えできればなと思います。
後悔なくいきてください
『もっと冒険をしておけばよかった』
死を目前にした方々にアンケートをとった際に一番多かった回答です。
皆死に際になると、これまでの人生を振り返ります。
もっと自分の本心と向き合って思いを伝えてくればよかった。もっと行きたい場所に行けば良かった。もっとやりたいことをやればよかった。
そう思うのもおかしくありません。
なぜなら世の中の流れとして、大学まで出て大手有名企業に就職することが重宝されていたり
学校では、世間一般の模範解答が重要視されテストの点数が高い人が評価される。
そうやって同じように教育を受け、模範解答を求められるから気づかないうちに自分のやりたいことを見失い、
自分が思っていることも、周囲の人たちと少しずれていると発言しづらい状況に陥ってしまうのでしょう。
そんな中で歴史上の人物坂本龍馬さんはこう教えてくれました。
『なんでも思い切ってやってみろよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころと一緒。
最後は骨となって一生を終えるのだから。だから思いっきりやってみろよ』
12歳で母親を亡くし、その8年後に父親を亡くした
坂本龍馬は死は誰にでも訪れるものと理解したうえで、この考え方を大切にして
生きていたのでしょう。
人は死を感じた時には今のちっぽけな悩みなんて悩みじゃなくなります。
今小さなことで悩んでいて中々行動できない人がいたとしたら、
その悩みは『人生最後の日からみたら懐かしい思い出』ということを思えば、
今の悩みは少し軽減されますよ。
あなたの夢は何ですか?
小さい頃はウルトラマンになりたい。ヒーローになりたい。お花屋さんになりたい。
そんなことを思っていたのではないでしょうか。
なんの敷居もなく、ただなりたいと思うものを本気で夢だと思っていました。
しかしいつの日かそのような夢をみなくなってしまっていませんか。
年を重ねるごとに現実主義になって夢を追うことを諦めてしまっていませんか。
そんな方には今から行うミラクルクエスチョンをおすすめします。あした死ぬかもよに載っていた一部分を抜粋します。
『ある晩あなたに奇跡が舞い降りて、あなたの願望がすべてかなえられたとします。
あなたは自分の身に奇跡が舞い降りたことに気づかずに目を覚まし、いつものように
1日が始まります。』
この前提で今から言う5つの質問にできるだけ具体的に答えてください。
①奇跡が起こったことにあなたはどんなことで気づくでしょう?(部屋の間取りや広さなど)
②奇跡が起きた時、あなたは、いつもとは違う、どんな行動をとっているでしょう?(家族と一緒に朝食をとっているなど)
③あなたのご家族や仕事仲間たちは、あなたにどんなふうに接してくれるでしょう?(相手の言動や行動をよく観察してみる)
④奇跡の1日は、普段の1日と比べて、どんな風に違っていますか?
⑤①~④の中で今あなたに無理なくできることはどれですか?
この5つの質問に対しての答えを具体的に(例えば、枕の位置が違う、髪型がいつもと違う等)イメージして
できることから行動していくことでなりたい未来に近づいていきます。
大事なのは、なりたい自分がどんな自分なのか向き合いそれが本当の自分だと理解することなのです。
是非、一度ミラクルクエスチョンやってみてください。
あなたはあなたです
常に正解を求めて、なかなか意見が言えない。あこがれの人のようになりたいから
自分を押し殺してその人のまねをする。自分の嫌なところには目を向けたくないから
自分の嫌な話になりそうになると話をそらしてその場の流す。
そんな経験はないでしょうか?
そんなことをしてあなたは誰になりたいんですか?
一度きりの人生、馬鹿にされたっていい。間違っていたっていい。かっこ悪くたっていい。ただただ自分自身の心の声をちゃんと発信してください。
そうすることで、心と体がつながりあなたの魅力が司どるでしょう。
最後に、私はこの本を読んで『死』をイメージしてから、言いたいことは必ず言うようにしています。
当たり前ですが、日ごろから些細なことでもありがとうと伝えたり、好きな人ができたらしっかり好きと伝えています。
またかっこつけないでできないことははっきりとできないと認め、等身大の自分で生きるようにしています。
そうすることで、何事も心から行動することができます。
人間大切なのは何をしてきたかよりも、本気で生きてきたかなのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
私は将来死に際のアンケートで一番多かった回答が
『この人生に悔いなし』となることを願っています。
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